2021まちむらリレーション市民交流会議の開催
ほっと龍山役員及び会員の皆様へ 2021年のまちむらリレーシ …
当法人に関する新着情報のご案内
当法人の13の事業のご案内
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林業で栄えた龍山地域には、木材搬出のために使われた木馬道や軌道、そして人々が往来した街道が、今は古道となって森林内に残り、そのあちこちには休憩場所跡、ほこら、桟橋跡なども当時の名残を留めています。
これら地域の産業遺産・文化遺産ともいえる古道を、地権者・関係者等の承諾のもとに整備し、森林内に残る木馬道・森林軌道・昔の街道などの調査を行い、古道マップを作成します。
そして、森林総合利用施設として運営している龍山秘密村周辺において、マウンテンバイクで林間を走るサイクルスクールを開催し、家族や子供などが楽しめるアウトドアスポーツの場として森林空間を活かしたり、再生した古道と、龍山秘密村、農産物加工販売所、美杉ファームなどを結ぶサイクルツアーを実施し、龍山地域全域を地域間交流ロードとしていきます。
また、そこで育まれたともいえる森林文化を掘り起こし、再生した新たな小径を利用してのハイキングやサイクルツアーなど地域間交流を通じて、森林の持つ公益的機能・森林整備の重要性についての理解を深めていきます。
人口減少等により、龍山地域で小売業を営んでいる商店を取り巻く環境は厳しく、地元商店は3商店に減少してしまいました。そのうち2商店は移動販売や商品配達をつうじて高齢者世帯等への買い物の便宜を図っています。
移動販売は、地域の幹線道路沿いの集落で行われていますが、商店にとって採算面で厳しい末端部の小集落までは行われていないため、奥地部の高齢者世帯では買物等の生活不安感が大きいです。また、龍山地域では80歳以上の独居世帯及び80歳以上のみの世帯が123世帯(地域の約1/3)となっており、移動販売場所まで出掛けられない高齢者世帯も増加しているなかで、地域での見守りも必要な状況にあります。
そこで、当法人では、採算の確保が困難で現在未実施の集落まで移動販売を広げるとともに、移動販売場所まで出掛けられない高齢者世帯に対しては、注文に応じて商品を調達し届けます。また、そこでの高齢者との会話などを通じて暮らしも見守りながら生活の不安を軽減します。
龍山地域には親子2世代で暮らしている世帯が多いですが、その子供(特に男性)は30歳・40歳そして50歳を過ぎても未婚のまま高齢化した父・母を扶養しているという問題は深刻です。しかし、地域内に同世代の女性はいないため交際機会は極めて少ないのが実情です。
そこで、当法人では、地域の高年齢層(30歳〜)の未婚男性と地域外に暮らす女性とが、出会い・交際を通して、人としての魅力を理解しあうとともに、山間地域に住む魅力も見出しながら共に生活していくまでの仲介を行うことにより、両者の結婚につなげ人口維持を図ります。また、旧家に跡継ぎがなく、その家系が途絶え、農地山林、家屋敷が荒廃していくという悲しい結末になるのを防ぎます。
龍山地域には、最大12,000人の人が住んでいた時代(昭和30年代)から700人余りに人口が減少した状況を顧みると、現在までに極めて大勢の人がこの地を離れたことになります。また、地域を離れた人と地域住民とは年数を経るに従って疎遠となり、空き家の管理、農地の保全などをめぐって親近感が薄くなっていくという現実もあります。
そこで、当法人では、この龍山地域を離れた人にふるさとの現況やイベント等の情報を提供し、ゆかりのある思い出深い地域への親近感を戻すため、龍山地域の現況(暮らしの様子、廃屋や農地荒廃などの悩み等)を、龍山地域を離れた人や都市部に住む人々に知ってもらうことで、ふるさと・山里に対する愛着を高めるために、ふるさとだよりを送付します。
龍山地域に生まれ育った故郷に、またはかつて暮らした懐かしい土地に郷愁を覚える人、そして龍山地域にこころを寄せる人々などに、年3回のチラシの送付などを通じて、現状を認識するとともに旧交を温めます。また、市内に住む人々にもチラシの送付を通じて、龍山地域へ関わる契機をつくっていきます。
龍山地域には、最大12,000人の人が住んでいた時代(昭和30年代)から700人余りに人口が減少した状況を顧みると、現在までに極めて大勢の人がこの地を離れたことになります。また、地域を離れた人と地域住民とは年数を経るに従って疎遠となり、空き家の管理、農地の保全などをめぐって親近感が薄くなっていくという現実もあります。
そこで、当法人では、龍山地域の現況(暮らしの様子、廃屋や農地荒廃などの悩み等)を、龍山地域を離れた人や都市部に住む人々に知ってもらうことで、ふるさと・山里に対する愛着を高めるため、龍山地域を離れた人や都市部に住む人々との交流をさらに深めながら、まちづくりを応援するサポーター役をつくっていくために、龍山地域の案内や体験事業を実施します。
ほっと龍山会員の手で、龍山の歴史、景勝地などを案内するとともに、地域内での体験事業(加工・農業体験等)を年間6回にわたって実施し、旧知の仲間などとの交流を深めるとともに、都市部に住む人々にも訪れてもらい龍山地域に心を寄せてもらえるようにします。
龍山地域の最高峰であるカシ山のふもとを源流に天竜川へ注ぐ河内沢は、ホタルをはじめ、川魚・水生動物が多く生息しています。川魚の女王といわれるアマゴ、水辺を飛び交うホタルは減少しているものの、地域の魅力のひとつとなっています。
また、浜松市が森林の総合利用を目的に設置していた「龍山ふるさと村」が用途廃止となり、平成27年4月から当施設の管理組合による自主運営となるなかで、その運営支援は地域においても重要な課題となっています。
そこで、当法人では、河内沢流域を、将来にわたり川魚・水生動物(特にアマゴやホタル)が生息でき、多くの人々の憩いの場所となるような水辺環境に維持していくことで、龍山地域の魅力アップ、交流人口増加に結びつけます。また、河内沢のアマゴやホタルが生息する近くには、国有林内に整備された森林総合利用施設「龍山ふるさと村」(※地域の食材を使った田舎料理を味わい、静かな森林空間のなかでゆったりとした時間を過ごすことが出来る施設)があり、当施設の利用者増加につなげていきます。
白倉地区は、南北朝慈愛の歴史や遺構も残る集落で、南向きの山腹に集落が開けています。茶、野菜などのほか、緑花木、椎茸、ワサビなど豊富な農林作物が生産されてきました。白倉峡は、景勝地として古くから知られ訪れる人々も多いため、旧龍山村当時から当地区に青少年旅行村、遊歩道等の地域間交流施設等を整備して誘客に努めてきました。地区住民も、誘客による地域活性化を一丸となって進め、地区運営による民宿「白倉荘」開業、女性グループ活動創設、石楠花生産組合設立、もみじまつり開催など、地区を挙げての活発な取り組みをしてきました。
一方で、健全な森林レクリエーションの場として地域活性化に大きな役割を果たしてきた「龍山青少年旅行村」が廃止となり、住民の衝撃も大きいものがあります。住民の高齢化等により地域の活力も弱体化している面はあるものの、今まで行ってきた白倉地区の取り組みを継承しようとする地域住民の意識は極めて高いものがあります。遊歩道については市の観光施設として位置づけられていますが、遊歩道沿線の森林は私有林であり、市の管理管轄外となっています。これが放置気味であるため、散策等に危険な面も見られます。
そこで、当法人では、遠州地方の人々が気軽に訪れている白倉峡の環境を向上し、訪れる人々が快適で安全な行楽ができるような交流環境の向上を図ります。また、白倉峡を訪れる観光客の増加により、白倉地区の特産品の販売を拡大し、都市内交流を通じた集落の維持を図ります。
※白倉地区の特産品
龍山地域の人口は、平成16年4月から26年4月までの10年間において、1,219人から774人へと約2/3に激減し、20歳代から30歳代の若年層は73人と人口の1割にも満たない状況となっており、地域の将来を担う人材の不足が深刻な状況にあります。
そこで、当法人では、「龍山秘密村」として旧龍山青少年旅行村を再生オープンさせ、施設改修とともに、そこでの自然体験活動や地域交流イベントなどを開催します。また、地域の観光情報を発信するための活動を行います。
当法人では、農林作物の被害防止対策などで捕獲した野生鳥獣の肉・皮を加工した特産品づくりを行います。また、地域の竹林整備の過程で伐採された竹の加工品づくり・販売に取り組みます。
龍山地域で栽培されている野菜などの在来作物(※その地域で古くから栽培されてきた穀物、野菜樹木などの農作物)は、各農家が保存してきた貴重な資産であり、それを保存継承する必要があります。静岡大学の教授が中心となって、地域内に残る在来作物の掘り起こしを行っていますが、貴重で利用価値のあるものが驚くほど多く発見されています。
そこで、当法人では、在来作物を使った郷土食を伝承するとともに、新たな郷土料理として開発し販売につなげます。
龍山地域で栽培されている野菜などの在来作物(※その地域で古くから栽培されてきた穀物、野菜樹木などの農作物)は、各農家が保存してきた貴重な資産であり、それを保存継承する必要があります。静岡大学の教授が中心となって、地域内に残る在来作物の掘り起こしを行っていますが、貴重で利用価値のあるものが驚くほど多く発見されています。
※龍山地域の注目される在来作物の一部
そこで、当法人では、上記のような在来作物の株分け、挿し木、種取りなどにより栽培を広げる活動を進めるとともに、地域の特産品として販売促進を図ります。
当法人では、野生動物被害防止、農林産物集出荷、特産品加工販売、農地荒廃化防止などの対応策について研究を行います。
龍山地域には、最大12,000人の人が住んでいた時代(昭和30年代)から700人余りに人口が減少した状況を顧みると、現在までに極めて大勢の人がこの地を離れたことになります。また、地域を離れた人と地域住民とは年数を経るに従って疎遠となり、空き家の管理、農地の保全などをめぐって親近感が薄くなっていくという現実もあります。
そこで、当法人では、昨年実施した空き家の調査結果を活用し、当地域への移住・定住に向けた情報発信を行います。また、廃屋の維持管理についての課題等を整理し、地域の環境改善に資する活動を行います。
龍山で作った特産品と販売店を紹介
名称 | 特定非営利活動法人ほっと龍山 | ||||
設立 | 平成26年8月18日 | ||||
事務所 | 〒431-3801 浜松市天竜区龍山町瀬尻982-2 龍山森林文化会館内 | ||||
連絡先 | 電話(fax共)053-968-0360 | ||||
目的 | この法人は、急激な人口減少と高齢化が進む旧龍山村地域において、これまで育まれてきた暮らしや文化を大切に、今後も済み続けたいと実感できる地域づくりや地域資源を活かした魅力づくりなどに取組み、龍山地域の活力の維持と高揚に寄与していくことを目的としています。 | ||||
活動 | 次に掲げる活動を実施する。 ① 保健、医療又は福祉の増進を図る活動 ② 社会教育の推進を図る活動 ③ まちづくりの推進を図る活動 ④ 観光の振興を図る活動 ⑤ 農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動 ⑥ 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 ⑦ 環境の保全を図る活動 ⑧ 地域安全活動 ⑨ 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 ⑩ 子供の健全育成を図る活動 ⑪ 情報化社会の発展を促進する活動 ⑫ 経済活動の活性化を図る活動 ⑬ 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 |
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事業 | 非特定営利活動に係る事業を行う。 ① 暮らしやすい地域づくりの推進に関する事業 ② 地域資源による活性化と交流の拡大、情報発信に関する事業 ③ その他目的の達成するために必要な事業 |
龍山地域のイベント情報のご案内(2020年度)
4月 | 秋葉ダム桜祭り(3月下旬~初旬) | ||||
ドラゴンママの『食』体験 ( 12日 ) → 中止 わらび採りと草餅づくり 10:00~ ドラゴンママ加工場 |
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5月 | |||||
6月 | アユ漁解禁(1日) 天竜川周辺のアユ漁が解禁。沢山の釣り人でにぎわいます。 |
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寺尾のぶか凧(初旬) 龍山町瀬尻地区には、150年ぐらい前から節句のお祝いに凧を揚げる伝統があり、昭和53年に「瀬尻ぶか凧保存会」が結成され、「寺尾のぶか凧」として、この伝統が継承されています。 |
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ドラゴンママの『食』体験 ( 21日 ) こんにゃくづくりと草餅づくり 10:00~ ドラゴンママ加工場 |
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7月 | |||||
8月 | 大嶺八幡神社祭(中旬) | ||||
白倉諏訪神社祭(中旬) | |||||
ドラゴンママの『食』体験 ( 23日 ) 流しそうめんとくず餅づくり 10:00~ ドラゴンママ加工場 |
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9月 | |||||
10月 | 瀬尻白山神社祭(下旬) | ||||
11月 | ほっとぴあたつやま産業祭(中旬) 龍山地域で採れたシイタケ、お茶、自然薯、こんにゃく、五平餅などの農林産物や特産品の展示即売を行っており、山の幸を堪能できます。 |
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白倉峡紅葉見ごろ(中旬) | |||||
白倉峡もみじまつり(中旬) | |||||
秋葉湖畔紅葉見ごろ(中旬) | |||||
ドラゴンママの『食』体験 ( 15日 ) 山芋掘り体験ととろろご飯と亥の子ぼた餅づくり 10:00~ ドラゴンママ加工場 |
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12月 | |||||
2021年 | |||||
1月 | |||||
2月 | ドラゴンママの『食』体験 ( 14日 ) 七草粥と味噌づくりといちご大福 10:00~ ドラゴンママ加工場 |
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3月 | ヤマメ解禁(1日) | ||||
秋葉ダム桜祭り(下旬~4月上旬) | |||||
秋葉ダムさくらマラソン ( 下旬 ) 秋葉ダム湖畔、千本桜の並木道をのんびり楽しく走る大会です。参加賞のお弁当、地場産品詰合せが人気! |
ガイドマップ(PDF)をダウンロード
龍山地域へのアクセスのご案内
【車】新東名高速道路・浜松浜北I.C.から県道天竜浜松線・国道152号経由約40分
【公共交通機関】遠州鉄道・西鹿島駅から自主運行バス北遠本線・水窪町行きに乗車後約45分 西川もしくは瀬尻で下車
当法人が運営する龍山秘密村のご案内
平成27年3月をもって閉村した旧龍山青少年旅行村キャンプ場(浜松市施設)を「NPO法人ほっと龍山」が借り受け、「龍山秘密村」と改称し平成28年4月よりリニューアルオープン!街の人も田舎の人も、豊かな自然をとにかく楽しみながら交流する、そんな交流拠点にできればと思っています。
秘密村について詳しくはコチラをチェック!→ https://himitsumura.com/
当法人に関連する団体のご紹介